CHAPTER01

２０代の頃は、地位や権力、お金といったいわゆる「高さの成功」を追い求めたキャリア人生を送っていました。何を手に入れてもどこか心のすきまは埋まらず、さらに結婚しても子供を授かっても、自分は一体何を得たくて頑張っているのか正直わかりませんでした。
その後、障害児を授かり人生が一変した時に、人間はなんのために生まれるのだろう？という問いにぶつかりました。答えを探し学んでも学んでも解決策はなく、たとえ自分がどれだけ変化したとしても、社会が変わらなければ意味がない、というもどかしさがあり、ずっと生き方を模索していました。何より母として子供たちに何を伝えていけばいいのか、子育てに全く自信が持てませんでした

CHAPTER02

今まで生きてきた中で味わったことのない深い安心感と揺るぎない信頼関係を得て、「心」がダイレクトに喜び、こんなに毎日が楽しくときめく生き方があるのだと知りました。人間とは何か、現実とは何か、宇宙の成り立ちやコンピューターが立ち上がる仕組みを学び、それと全く同じように人生や社会を設計できることが日々腑に落ちていくので、日常のものの見方や、子供とのコミュニケーションも変わっていきました。 どれだけ権力やお金があっても、誰にも世界を変えることなんてできないと諦めていましたが、JeiGridの活動を通して地球上にある全ての問題を解決できる道が明確に見えたことにより、ブレない心の軸を得たことが一番の変化です。

CHAPTER03

“心のバリアフリー社会をつくる”　これを人生のスローガンにしています。男女格差や障害に対して社会に怒りを抱えていましたが、実は、心の中に誰もが引いてしまう境界線があり、それは認識の変化でなくすことができるとわかりました。心のバリアを突破した個人から生まれる関係性の変化は、世界の変化に直結しています。今力を入れているプロジェクトでは、JeiGrid教育で女性の自己肯定感や子供の自信感に大きな変化をつくることができています。「お母さんになりたい♡」という大人、「早く大人になりたい！」とワクワクする子供たちを増やし日本中を元気にしていきたいです。誰もが日常に奇跡を感じる心になったら、少子化問題をはじめ、あらゆる社会問題が自然と解決していくと確信しています。