CHAPTER01

姉弟や友達との相対比較で、家・学校どこにいても自分の存在意義を見出せない、劣等感バリバリの惨めな幼少期でした。 どこにいても、気を抜くと集団の中でポツンと独りぼっち。孤独・淋しさ・ぼっち感を搔き消すため、目指すは、周りに合わせ進学→就職→転職→結婚→出産→マイホームと、必死に“思い込み”の成功モデル、俗に言うステータス。 傍から見たら、その姿は順風満帆に見えたかもしれません。がしかし、心は無気力と激しい虚無感にさいなまれ、何をやっても淋しさは満たされず、安心が持続することはない日々でした。

CHAPTER02

デジタル認識を通して、人間の構造もPCの構造と同じだと解った時、これまでイメージしてきた成功モデルはもちろんのこと、私が考えていたことも感じていたことも、実は全て”自分勝手に思い込んでいた世界(錯覚)だった”という事に気づきました。しかもそこには、自分を含め誰一人責められない、ナント人間共通の”人類の涙”が。とんでもない気づきと同時に溢れてきたのは、今まで感じたことのないびっくりするような歓喜と癒し。
常につきまとっていた淋しさ・虚無感はなくなり、自分の人生を愛することができた瞬間でした！

CHAPTER03

学校教育に関わる仕事をしてきた私が必ず行き詰まるのは、「環境(社会)が変わらない限り、目の前の子供達を救えない」という無力感と諦め。 しかし、デジタル認識に出会ったとき「人間とは一体何なのか？」を最優先して誰もが知るべきことだと解り、同時に真の教育とは、「できない」から「できる」に変化させることではなく、人間の認識を変化させること。その変化によって、本来の自分・人間のとんでもない可能性に自ら気づいていくことだ！と確信しました。 デジタル哲学に基づいたプログラミング的思考を学ぶ教育の力で、子供たちが自ら可能性を発揮させていく新たらしい時代を創りたい。