IT後進国日本のままで終われない

本ページへご訪問頂きありがとうございます。
JeiGrid株式会社のちぐです。

今回は”IT後進国日本”がテーマですがわたし自身「この分野は自分の専門ではないし理解できない」と思っていました。

しかし、デジタル哲学・デジタル認識との出会いによって、ITの奥深さに心が惹かれるようになり、こからの日本の現状にも目を向けてみようと思い本ブログを書いています。

なぜIT後進国日本と言われるのか?
なぜ自分と関係がない、難しいと思ってしまうのか?
なぜ関心があって、問題意識があったとしても課題が大きく自分に到底解決できないと思ってしまうのか?

様々な角度から読んでいただけるのではないかと思います。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

目次

      

    1.IT後進国のままではいけない…漠然とした不安

    2.デジタル競争力ランキングから考える

    3.日本のIT後進国化と人材不足への挑戦

    4.人づくりを通じてデジタル後進国を突破する

    5.人づくり×デジタル×祭

IT後進国のままではいけない…漠然とした不安

このブログが目に留まったという事は「IT」についての関心があったり、世界と比べて日本がIT後進国と呼ばれていることに関心がおありかと思います。
以前に比べて様々なところでキャッシュレス化が進んだり、インターネットへ接続できる環境も増え便利になりましたが、それはIT力が進化したと言えるのでしょうか。
未だ日本のIT人財の不足・スキルや理解の弱さに関しては問題意識を持っている方も多く、「2025年の崖」もあり政府は2021年9月にデジタル庁を発足させています。

参照:EL BORDEbynomura

デジタル競争力ランキングから考える

日本がIT後進国と言われる理由は様々あるようですが、IMDの行うデジタル競争力ランキングでは政府や企業がどれだけ積極的にデジタル技術を活用しているかを示した以下3つの指標から背景を見ていきたいと思います。

1.知識(新しい技術を開発し理解する上でのノウハウ)
日本企業の多くは伝統的な方法で事業を行うことが多く、そもそもデジタル化への取り組みが遅れているから世界に比べ知識が不足している事が考えられる。

2.技術(デジタル技術の開発を可能にする全体的な環境)
近年は人口減少や海外での活躍の機会の増加などがあり、技術力の低下が懸念されている。また、光回線や高速モバイル通信網の整備が他国に比べて遅れており、デジタル技術を活用することが難しい環境が残っている。

3.将来の準備(デジタル変革を活用するための準備の度合い)
日本の産業構造は大企業中心であり、中小企業やスタートアップの育成が進んでいない。これにより新しい技術やアイデアを生み出す場が限られ、イノベーションが進まない現状がある。

これらの現状の先にはどんな未来があるのでしょうか。
また、どんな課題・原因によって今の現状がつくられているのでしょうか。

参照:EL BORDEbynomura
出典:IMD「世界デジタル競争力ランキング2020」より編集部作成
https://www.nomura.co.jp/el_borde/view/0051/

日本のIT後進国化と人材不足への挑戦

このIT後進国日本の現状をどのように突破していけばよいのでしょうか。
IT人材を増やすといっても、少子高齢化で生産人口がどんどん減っていますし、
世界と比較しても、中国では毎年800万人規模といわれるとんでもない数のIT人材が輩出されています。その中国内では、日本企業への就職を希望する人の絶対数が減っているともいわれています。

IT技術は賞味期限が短いので、苦労して習得してもすぐに古くなってしまい、また新しい技術を習得しなければならないので、一部の人材はAIのコーディングを行うレベルまでスキルを高めることができても、多くの人材は挫折と諦めに陥り、技術格差が激しくなるともいわれており、若者たちの諦めにもつながっています。

2025年にはAIが人間の脳を超え技術的特異点を迎える(さらに早まっている)ともいわれる中で、人間の雇用よりもAIを使う企業も増えてくるでしょう。

成長が見通せないまま高齢化した国となって衰退していくのでしょうか。私たちは人づくりを通して少子高齢化社会の問題もIT人材の不足の課題も解決し、知識・技術を補いながら新しい時代をリードしていける日本になれると確信しています。

人づくりを通じてデジタル後進国を突破する

なぜ「人づくり」を通してデジタル後進国を突破していけるのでしょうか。それを理解するために、大前提から整理していきたいと思います。

まず、デジタル技術とは何でしょうか。

デジタル(digital)とは機械で情報を扱う際の表現方法の一つで、情報をすべて整数のような離散的な値の集合として表現し、段階的な物理量に対応付けて記憶・伝送する方式のこと。対義語は「アナログ」(analog)で、情報を連続した物理量で表現する方式を意味する。(参照:IT用語辞典)

一般的にはデジタル化と聞いた時に、今まで人間が手作業で行っていたことを、機械化・オートメーション化していくイメ―ジの方が多いと思います。

そもそも私たち人間が行う行為や、現実社会は物理現象でありアナログ世界です。
アナログ世界のままではコンピューターが扱うことができないため、コンピューターが扱えるデジタル(0と1の組み合わせ)に変換する必要があります。

今まではアナログ世界をデジタル化することに意識がむいていましたが、そこには大きな落とし穴があります。

実は、人間の認識そのものが課題だったのです。認識の変化は本質的な一番深い問題にアプローチするため、結果的に表層的な問題も同時に解決することが可能になる人づくりです。

IT後進国日本から脱却し、全世界をリードする本当のデジタル時代を切り拓くためには、人間の認識がアナログ認識からデジタル認識に変化することが最優先です。詳細は下記の記事をぜひご覧ください。

科学技術の次の未来技術とは

人づくり×デジタル×祭

デジタル時代に適応する人財を早いスピードで育て、技術力の向上を図るためには、多くの方との協力関係が必要だと感じています。
デジタル認識にご興味を持っていただけましたら、ぜひJeiGrid株式会社が主催する「Jei祭」にご参加ください。

ぜひ皆さま全国各地で開催されるJei祭にてお会いできる事を楽しみにしております。

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Published On: 2023年7月1日 / Categories: 教育, 時事問題 /