プログラミング教育を通じて感じている事

2020年に小学生にプログラミング教育が導入されて、早1年半が経ちました。
私自分も人に教える機会に恵まれScratchを勉強して、プログラミング的思考についての重要性を改めて感じている所です。

日常生活において、「人」に「何か」を伝える事は、簡単ではありません。
逆に簡単だと思っている人が居たとしても、本当に正確に伝える事が出来ているのはほんの僅かで、実際には「伝わっていると思い込んでいるだけ」というのがほとんどです。
なぜならば、見えている世界(画面)・感じている世界(認識)は、誰一人として全く同じものは無いからです。

そこで必要なのが、認識合わせになります。
何度も質問してどこまで共通の認識が取れているかを確認して、差を取り除く必要があります。
これがイメージで情報の受け渡しが出来ると、より伝えやすく、また共有・共感しやすくなります。
また相手の理解を確認する事で何処まで分かっていて、何処からが不明確なのかが分かれば、ピンポイントで説明する事が出来るようになり、説明も少なくて済むようになりますよね?
相手に立場チェンジする事が大事で、その為にも質問力は大事な要素と言えます。

それは講義でも同じです。
いかに言葉を伝えてもイメージが無ければ理解が難しいし、みんなが思い思いのイメージを持ってしまったら、認識・知識に差が出てしまいます。
それに対して、DLS(デジタルリーダーシップ教育訓練プログラム)の講義では言葉よりイメージを重視するため、また暗記では無く論理で理解してもらうため、認識合わせがしやすくなります。
そしてインプットだけではなくアウトプットを増やす事で、より理解が深まります。

また、講義で使う問題を作る時に、自分はまず「どんな結果を出したいのか?」を考えます。
そして、その工程を細分化していきます。
入力・加工・出力で整理しながら、とりあえず作る。
一発で出来る事もあります。
ただ、出来上がった後で、実行時エラーになる可能性もあるから、色々なパターンで試してみる。
一回でいかない時も多々あります。
うっかり無限ループさせてしまった時には、かなり焦ります。。。
また思い通りの結果にならなかった時は、「何でこんな結果になるの?」「どこに行っちゃったの?(分岐処理や反復処理)」と驚く事もしばしば。
その時はコンピュータに質問責めです。(笑)
ステップ実行を行なって『ここまでは大丈夫?ここの記述に問題があるんだね!じゃあ、どうすれば良いかな?こうしたら、どうかな??』と一つ一つ確認する。
コンピュータと会話するイメージで、出したい結果に近づけていきます。

質問を繰り返す脳

またプログラミング言語であれば、言語プロセッサによりエラーを返してきてくれます。
だいたいそういう時はコンピュータに伝える順番が間違えていたり、表現が曖昧だったりで、コンピュータから「何を言っているのか分からないよ!」とお叱りを受けます。(笑)
要は「自分が思っている事を、正確に表現できていない」もしくは「言葉足らずで伝わらない」と言った所でしょう。
それに対してコンピュータは、素直に「それじゃ分からないよ!」とエラーを返してきてくれます。

また講義中、思い通りに結果が出なかった時の受講生の方々の反応も様々です。
「間違っていないはず(怒り)」
「やっぱり出来ない・解らない(悲しい・諦め)」
「『キーーー』っとなる(悔しい)」
「間違えている事を他の人に気付かれたくない(恥ずかしい)」
etc.
自分は思った結果が得られなかった時はお楽しみタイムです。(笑)
間違い探しを楽しみます。
見つかった時の達成感が癖になります。(笑)
それでも、どうしても見付けられなければ「キーーー」ってなりますし(笑)、他の人に見付けられてしまった時には悔しくもなります。
そんな感情の移り変わりを観察するのも楽しみの一つです。
そして、受講生の方々も自身を観察しながら楽しんで学んでいます。

感情の変化

ここで一つ質問です。
プログラミング言語を独学で学んで挫折した経験がある方は、人との関係性作りにも悩んだりしていませんか?
プログラムを書く際には、コンピュータに寄り添って「この処理をコンピュータにさせる為には、どのように記述すれば良いのか」が大切です。
コンピュータに寄り添う事が出来るようになると、人にも寄り添って物事を考える事が出来る様になります。
そして、それはデジタル認識にも繋がります。
なぜならば、パソコンにも人間にも立場チェンジが出来るのは、実は画面が立ち上がる仕組みが一緒だからです。
そこに境界線は無いのです。

相手がコンピュータであれば、伝わらなかったら間違いを探します。
しかし人間関係であれば、伝わらなかった時に相手のせいにする人がいます。
「何でそんな受け取り方をしたのだろう?バカなの?」と思う事もあるかもしれません。
認識面は育った環境によって変わってきます。
しかし、それは言っている本人も同じ。
特に自分は考えの背景も分かっているから「この言葉」で理解出来るかもしれないけど、言われる側は部分の説明だけですよね?
だとしたら言葉が足りないのではないでしょうか。
相手に伝わらないのは、相手の問題だけでなく、言う側にも問題があります。
コンピュータが動かない時は原因を探るのに、人間関係では伝わらないのを相手のせいにする。
自分の伝え方を変えない限りは、その悩みは無くなることはありません。
コンピュータに理解出来る記述をする事は、人間関係の構築になるのです。

人間関係の構築

先程も書きましたが、見えている世界(画面)・感じている世界(認識)は、誰一人として全く同じものはありません。
パソコン画面では入力が見える形で残りますが、相手が人間では質問をしない限り、相手がどう受け取ったかは見えませんし分かりません。
しかし、プログラミングと人間関係は、実は根本的には一緒です。
ただ目に見えるか、見えないか、それだけです。
それゆえに「伝え方を考える(言葉を正確にする・イメージで伝える)」「質問で、理解を明確化する」事が出来れば、人間関係の構築も難しくはありません。

そして、これからのSEやプログラマーには、人間関係の構築能力も大事な業務の要素になります。
ただパソコンと友達になれば収入が得られる訳ではありません。
何故ならば、これからはプログラムすらAIに代替される時代になると言われています。
その時、『人間にしか出来ない業務』もこなせないと、仕事を頼む相手は『あなた』である必要が無くなってしまうからです。
時代は常に変革しています。

それはIT業界に限った話でもありません。
シンギュラリティが起こる日は、刻一刻と迫っています。
今のままでも、自分(もしくは『今の業種』)は大丈夫」と思っている方ほど危ない。
何故なら技術革新は常に想像を越えるスピードで更新されるからです。

 このままで大丈夫→考え放棄→変化に気付かない

今のままなら〇年後の変化が「10くらいかな?」と思っていたら、蓋を開けたら「1000だった!」なんて事も!!
そうなってから焦って行動しても遅いのです。
〇年後が予想できない今の時代、何が必要なのか?
AIに取って代わられない、人間にしか出来ない『何か』を自ら産み出しリーダーシップを取っていける人材になる必要があると感じます。

DLS(デジタルリーダーシップ教育訓練プログラム)は、ただITの技術・知識を学ぶ場所ではありません。
プログラミングを学びながら、自分の考えの癖や人との関わり方にも気付きを与えてくれます。
コンピュータに理解出来る記述が出来れば、言葉の伝え方も変わります。
ミスを楽しむ事で、負の感情を抱える事無く、挫折する事が出来ません。
そして『出来た!』の蓄積をたくさん感じる事が出来ます。
なぜならば、ほとんどの受講生は未経験から学んでいるので、「出来ない・解らない」は当たり前。暗記教育は卒業し、ミスを楽しみ、『出来た!』の蓄積が達成の近道です。
その為の学習のサポートをするのが講師であり、認識面のサポート体制も充実しているITスクールが、DLS(デジタルリーダーシップ教育訓練プログラム)です。
DLSの前半のプログラムには、完全未経験者が楽しみながらIT技術を習得できる場が整っています。

ITの技術・知識を学ぶ為ならITスクールはたくさんあります。
しかしJeiGridが提供するDLSには、他のITスクールには無い新しい認識の技術があります。
そして、これからの時代のリーダーシップを発揮していく上で必要な知識・技術も学べます。
今の自分をバージョンアップするためにも、ココで一緒に学んでみませんか?
ここではプログラムの前半に関わる部分までしか書く事は出来ませんが、後半も通過した後はとても大きな変化を感じる事が出来ているはずです。

変化をする為の秘密のスイッチを押す

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