やりたいこととやりたくないこと、どちらを優先すべきでしょうか?

とある人は言います。
やりたくないことをやめて、やりたいことをやりなさいと。
やりたいことをやれば、運気がよくなると。

また、とある人は言います。
やりたくないことこそやりなさいと。
やりたいことをやるには、やりたくないことをやる必要があると。

どちらが正しいのでしょうか?

結論から言いますと、実はこれは意味がない区別です。

何故区別してしまうのか、
その原因から観ていきましょう。

<1>13段階の観点の問題
人は、自分の観点・判断基準が絶対だと思い、生きています。
自分の判断基準の中で、やりたいこと・やりたくないことを区別し、
よりよい生き方を求めているのが人間と表現できます。

やりたいこと・やりたくないことは、
自分の考え・感情から生まれます。
以下の13段階の観点で言えば、②思い込み感覚に当たります。
思い込みが酷くなると、考えの中の考えの中の判断基準が絶対となり、
①ゾンビ感覚となります。

①ゾンビ感覚の人からすると、やりたいことをやることで、
考えの中の考えから外に出ることができ、
②思い込み感覚に観点をバックできるようになります。
心の声が聞こえるようになる、とも言えます。

やりたいとかやりたくないとは、
この②思い込み感覚によるものです。

かの有名なアインシュタインが述べているように、
問題はそれを生み出した次元では解決できないため、
この②思い込み感覚での、やりたいことやりたくないことが絶対だと思ってしまう問題は、
③目で見る体感覚に観点をバックさせる必要があります。
③目でみる体感覚が絶対になると、宇宙があることが絶対で、何故この宇宙が生まれたのか、この宇宙はどこに向かっているのか、自分は何のために生まれてきたのか、明確な答えを得ることは不可能です。
⑬nTech(エヌテック、認識技術)まで観点をバックさせていった時に、
それらの質問に明確な答えを得ることができるようになります。
映画『鬼滅の刃』で言えば、下弦の鬼や上限の鬼だけでなく、
鬼舞辻無惨までも斬ることができるようになります。
言い換えれば、自分と自分の宇宙を理解・説明・統制・予測・期待できるようになります。

映画『マトリックス』に登場する、青カプセル赤カプセルの話で言えば、
青カプセルの世界に留まらず、赤カプセルの世界に飛び込んだ後、
青カプセルも赤カプセルも全部使って、新しい英雄産業を創建できるようになります。

<青カプセル>
①ゾンビ感覚
事実と思い込みの区別がつかない世界
②思い込み感覚
意味づけ価値づけする世界
③目で見る体感覚
人間の五感覚で見る世界
④ニュートン、デカルト
3次元で観る世界
⑤アインシュタイン
相対性理論で観る世界
⑥量子力学(ボーア)
粒子や波動で観る世界、脳波
⑦ヒモ理論
5つのヒモの振動パターンで観る世界
⑧M理論
膜(真空エネルギー)で観る世界、重力波、下弦の鬼
⑨Naming可能な心
⑩Naming不可能な心

<赤カプセル>
⑪心の動きのイメージ可能な心、上限の鬼
⑫心の動きのイメージ不可能な心、反重力波(超越波)、鬼舞辻無惨、霊魂の自由主義者

<青カプセルと赤カプセルの融合>
⑬nTech、悟った炭治郎、霊魂の進化主義者、英雄産業

赤と青のカプセルが半々に示されているカプセル

<2>1のDefineによって可能になる5つのこと
観点の問題を理解した上で、観点の問題を解決するには、
宇宙の外、1をDefineできることが何よりも重要です。
宇宙の外とは、上記の13段階の観点で言えば、⑫心の動きのイメージ不可能な心の世界です。

宇宙の外・宇宙をAll Zero化した世界は、イメージ不可能・認識不可能・感じることが不可能であり、
ゴルギアスの極端的懐疑主義で言えば、宇宙をAll Zero化することも認識することも伝達することもできないと表現される世界でしたが、nTechの登場によって、誰もが宇宙をAll Zero化・認識・伝達・共感・具現化できるようになりました。

宇宙の外、1をDefineできることで、何ができるのでしょうか。
①過去の感覚や記憶に縛られず、今ここを観れるようになります。
②なくならない・つぶれないお金を持つことが出来るようになります。
③出来事にハマらず、自由自在に解析が出来るようになります。
④宇宙を点に入れて、全てを楽しむことができるようになります。
⑤知ってる世界・絶対から自由になり、摩擦・衝突・戦争が起きなくなります。

逆に、1がDefineできないと、どうなるのでしょうか。
考えが統制できず、条件状況に左右され、
感情は上がったり下がったりし、
映画『キングダム』のように、心の中は常に内戦状態で、
内戦状態では、誰かを信頼することも、勝利(All Win)への確信を持つことも難しくなります。

心の中が内戦状態とは、
内部に意思決定構造を確立していない結果とも言えます。

これまでの日本の教育は、自信のない人を量産し、
今や日本はIT後進国、未来産業のない国とも評されるほどです。

日本人一人一人が意思決定構造を持ち、主義主張できることで、
本当の民主主義が完成し、ポストコロナ時代を引っ張っていく英雄産業が可能になります。

1のDefineから出発して、内部に意思決定構造を持つとはどういうことなのか、
詳しくはDLS(デジタルリーダーシップ教育訓練プログラム)で学べます。

無数の星と惑星を示した銀河系

<3>敵と味方の明確化
1がDefineできるとは、敵と味方を明確にすることでもあります。
何が敵で、何が味方なのか、そこをDefineすることで、
条件状況に左右されない、完全認識から出発し続けることができるようになります。
具体的な事例を見ていきましょう。

①尊厳意志の敵は生存意志
700万年間、人間は生存意志で生きながらえて来ました。
生存意志で生きる上で、死の恐怖は最大の限界要因です。
その死の恐怖に負けず、宇宙の中・起きたまま見ている夢・スクリーンから目覚めることで、
個人レベルの天下統一が可能となります。
その個人が集まり、集団レベルでの天下統一が可能となると、
シナジーをバンバン起こせるようになります。
個人では限界にしか思えなかった問題が、チャンスとなり、
問題が一掃された所から、問題をゲーム感覚で楽しめるようになります。
宇宙のロゴスに沿って、終わりなき進化成長・SDGs(持続可能な開発目標)が可能になります。

②民主主義の敵は弱者ID
西洋の民主主義は戦争の上で勝ち取ってきたものなのに対して、
東洋の民主主義は西洋の真似で、オリジナルではありません。
不完全な教育により、本音を言えず不安・孤独な個人が蔓延しており、
みんなから認められ、求められるモデルになっていく社会的能力が課題となっています。
では自己肯定感を高めるためには、どうしたらよいでしょうか。
源泉的動き・宇宙の外と自分が繋がることで、自己否定が起きなくなります。
性教育において、人間の命の誕生の神秘神聖を教え、結婚と妊娠と胎児教育に源泉的動きが入ることで、女性の心の解放が起きるようになります。

③英雄産業の敵はウイルスシステム
大量生産大量廃棄でゴミを量産する物質文明では、環境破壊が終わらず、その環境破壊に歯止めをかけるために、コロナが登場したとも言えます。
そのコロナを一掃できないのは何故なのでしょうか?
それは、人間の脳に原因がありました。
より具体的に表現すると、人間の脳に観点が固定されていたことが問題でした。
人間の脳はウイルスシステムであり、部分だけを取り、違いだけを取り、過去と繋げて取り、有限化して取るという特徴があり、全体・共通・今ここ・無限を取ることが出来ません。
人間の脳に観点が固定された状態では、情報知識が過剰となり、優先順位が分からず、陰謀論だらけになってしまいます。
陰謀論に惑わされないためには、一人一人が意思決定構造を持って、主語述語が生まれる仕組みに沿って、整理する必要があります。
全てを1から整理できるようになると、コロナを一掃できるだけでなく、一人一人が天才であれる英雄産業を創建することができるようになります。

とある人は言います。
人間誰しも、幸せになるために生まれてきたと。
悟りの世界で言えば、悟るために生まれてきたと。

それは賞味期限がある幸せ・悟りです。
始めにないものは終わりにもなく、
今ここ幸せ・今ここ悟った状態から出発してこそ、
本当の幸せ・本当の悟りです。

幸せ・悟りがゴールではなく、幸せ・悟りが出発の時代だからこそ、
やりたいこと・やりたくないことに縛られるのではなく、心の中の内戦状態を終わりにさせて、
人間誰もが輝ける時代を共に創っていきましょう。

敵味方に分かれて戦うサッカーゲームとグラウンド
Published On: 2021年1月26日 / Categories: 習慣 / Tags: , , , , /